■網走へ行く         2016年10月1日~2日

さて、今回は網走です。10月1日(土曜日)、朝起きた時点では出掛けるつもりはありませんでした。10月2日(日曜日)の午後から所用がある為です。

しかし折角の休みなのでギリギリ行ける所まで・・と考え直し、そう言えばいつも通過ばかりしている網走に行ってみる事にしました。

今日はシッポリとEric Claptonでいこう。

国道238号線と網走湖。この場所の曲線具合&ヒョッコリ出て来る網走湖の雰囲気、とても好きなんですよね~。

で、本日の宿泊地「道立オホーツク公園てんとらんど」に到着です。

上画像、その入り口なのですが、視界の先には網走市街・更にその先にはオホーツク海が広がっており、ナカナカ素晴らしい展望です。

 

‘てんとらんど’の由来ですが、この小高い山が天都山(てんとざん)という名称からきています。

天都山の標高は207m。展望台からは網走湖や能取湖、オホーツク海、そして知床連山までをグルリ見渡すことが出来ます。1938年には国の名勝にも指定され、展望台はオホーツク流氷館に隣接、山の中腹には博物館網走監獄があって、天都山一帯が観光地になっているようです。

まずはセンターハウスで受付っと。

こちらのキャンプ場は時期によって3段階の料金設定があります。道立の施設ではお馴染みですね。先日の道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場の時も、昨年の道立十勝エコロジーパークの時も同様でした。

 

今回10月1日(土曜日)~2日(日曜日)までの利用料金は「特割平日?料金」として扱われ、入場料一人500円+キャンピングカーサイト1,900円=2,400円でした。

これが夏の繁忙期だと1,100円+3,700円=4,800円と倍になります。

先日の道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場に続き、オートサイトではなく、より広いキャンピングカーサイトを借りました。

サイトは段々畑風になっておりまして、上からキャンピングカーサイト、オートサイト、フリーサイトってな感じになっております。

さすがはキャンピングカーサイトで、稚内の時ほどではありませんが、かなりノビノビと出来るスペースが用意されています。

但し、個人的にはフリーサイトから見える景色が一番綺麗だと思います。

キャンピングカーサイトからオホーツク海がよく見えないのです。

 

画像奥にオートサイトの方のテントが見えますが、結構遠くなので話し声など殆ど聞こえません。

キャンピングカーサイトは全部で8つありますが、本日は私以外に一組の方のみの利用でしたので、私のサイトから見るとこんな風にガラーンとした風景になっております。プライベート感が理想的です。

テントを張ったらブラリと近場に出掛けます。クルマで走って数分の所に博物館網走監獄があり、今まで何度も行った事がありますが、かなり面白い施設なので再訪します。

入場料は通常1,080円ですが、キャンプ場利用者は1割引きになります。

上画像は26年間の服役中に4回も脱走を成功させた脱獄王「白鳥由栄」の脱獄風景です。詳しい内容は網走監獄のHPをご覧ください。

沢山の展示施設があって、蝋人形で当時の刑務所内の様子がリアルに再現されております。上画像は食事風景ですが草彅君そっくり人形も相変わらず健在でした。

囚人が働く農場風景などもリアルに再現されております。人影は全て蝋人形です。

PM2時、昼食がまだでしたので、名物の監獄食を頂きます。

何年か前に監獄食Bを頂いたので、今回は監獄カレーを注文。

細かい話ですが、メニューに×印があるのって見た目が悪いなぁと思います。

作り直せばいいのにね。

普通の家庭的カレーライスですが、御飯が白米70%:麦30%となっております。

量は多めです。話のネタ的な食事ですね。

 

博物館網走監獄は何年経っても施設に変化は感じませんでしたが!?、不思議と何度でも楽しめる所です。オススメ。博物館網走監獄のHPはコチラ

じっくり網走監獄を楽しんだ後は早くも夕食。蕎麦好きの私が網走でセレクトしたお店がコチラ。「そば切り温」さんです。

このお店は鬱蒼とした山の中にあります。途中砂利道を走りました。

注文したのは「もりそば(十割)670円」+「海老天500円」。

蕎麦は「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」の`三たて'が重要と言われます。

こちらの蕎麦店は三たてに拘り蕎麦を提供している為、時に30分ほど待たされる事がありますが、流石その分新鮮な風味が楽しめます。

それとお酒と一緒に楽しめる一品料理やお菓子が用意されているのもイイですね。

クルマがなければここで一杯だったな・・

 

古民家を利用したお店の雰囲気、お店のオーナーさんや店員さんはとても自然な感じの明るさで、大変オススメ出来るお店です。また来ます!

その後色々買い物をしながらDANIEL du NORD(ダニエル ドゥ ノウ)潮見店さんにやってきました。ホットサンド用のパンでも買おうかと思ったのですが、ついついお手軽に食べられる調理パンを買ってしまいました。

キャンプ場に帰還。画像では分かりにくいですが、網走の街が眼下に。その向こうにオホーツク海が視界一杯に広がり、思わず溜息が出ます。

 

キャンプサイトはこの下方にあるのですが、なぜ景色の良いこのテッペンに作らなかったのでしょうか。勿体ないです。

食事の前にキャンプ場センターハウスの無料シャワーを浴びに行きました。

宗谷の施設と違って、共同シャワールームでした。これなら近場の「北天の丘(鶴雅リゾート)」に行けば良かった・・。ま、無料なので文句は言えませんネ。

 

センターハウスには卓球台やビリヤード台まであって至れり尽くせりです。

キャンプ場通路から場内を撮影。稼働率は10%もなく、ゆったりした感じですね。

空には雲がなく、星がちらほら見え始めました。

網走市街の明かりやその先に海が見えて、イイ感じです。

PM6時。

今日はPM2時半ころにカレーライス、PM5時には蕎麦を食べてしまい、食欲が全く湧きません。とりあえず買ったものを忘れない様、並べてみます。前回美味しかったのでアマノフーズのカレーのバージョン違いをまた買ってしまった。。

この日は朝から12kmもジョギングしたのと、網走監獄で1時間以上歩き回り、疲れ切っていたので、シードルを2本飲んだ後、焚火もせず寝てしまいました。

翌朝、AM5時半。現場の気温は7℃。冷えますね~。

でも厄介な虫が居ないので過ごしやすいです。

朝の風景その2.オートサイト。芝生がとても綺麗に管理されております。

広大な芝生の上から私のサイトを見下ろします。今時期は空いています。

朝日が昇り始めました。

朝起きてキャンプ場を散策するのって、本当に清々しい。

AM5時45分。朝食にします。昨日パン屋さんで買ってきた調理パン・・・。

今回のキャンプで火器を使ったのはこの時飲んだコーヒーの為の湯沸かしのみ。。

今日は午後から地元で予定があり、200kmの距離を戻らねばなりません。

残念ですが食後10分位朝日を楽しんでからさっさと片付けます。慌ただしいです。

 

今年、北は稚内、東は根室を訪れました。例年は道央や道南方面にも行くのですが、私の住む旭川は北海道の真ん中にあるとは言え、函館方面に行くともなるとそれなりの時間を用意せねばなりません。

中々まとまった時間を取る事が出来ず、今年はこのままシーズン終了かな・・と思っております。

 

たった一人、屋根が開くクルマに乗り、新鮮な景色を見、その土地の空気を吸い、美味しいものを食べ、テントで寝る 日常ではない旅。やっぱりイイものです。

 

ではまた・・^^/