■北海道ハチマルカーミーティング&日高キャンプ 2015年6月6日~7日

昨年参加した「北海道ハチマルカーミーティング」のスタッフの方に案内を頂いたので、今年もお邪魔してみる事にしました。^^

 

ハチマルカーは80年代のクルマを指しますが、展示する場合は1980年(昭和55年)~1989年(平成元年)までに発売されたクルマ、またはその同型車となっています。

 

1989年発売のロードスターはNA6、私の1995年式ロードスターの型式はNA8で、外装は基本的に同じですが、エンジンなどは違います。が、ギリギリ?ハチマルカーって事で・・

北海道ハチマルカーミーティングは6月7日(日曜日)。近くのキャンプ場で前泊してから臨むか、って事で夏はファミリーキャンパー満員でソロキャンパーの立ち入る隙が殆んど無い「日高沙流川オートキャンプ場」に来てみました。

このキャンプ場、日高町の街から非常に近い。隣接して温泉もあり、とても便利。

この日の翌日の天気予報では最低気温が5℃位まで下がるという事、またこの時期北海道では運動会があちこちで催されていてキャンプ場の稼働率はパッと見て10%以下。ラッキー、今夜はゆっくり出来そうだ。

現在11時。受付は13時からなので、近くの蕎麦屋さんへ食事に行く事に。

キャンプ場からクルマで僅か1分の所にある「そば処 夏川」さんに来てみた。

そろそろ100年食堂活動しないとなあ。

天丼&蕎麦のセットを注文。天丼はノーマルな感じでとても美味しかった。

蕎麦はちょっと変わった麺で、今迄に経験した事の無いモチモチ感を感じました。つなぎの量が多いのかな? でも珍しくて美味しかったです。ご馳走様でした。

蕎麦屋さんの目の前にあったスーパー(Aコープ)で食材を買って、キャンプ場に戻り、テントを設営。上画像は電源なしのBサイトで、結構リーズナブルな1,600円。

入場料100円と合わせて1,700円。

とても広大なキャンプ場だけど、隅から隅まで綺麗に整備されており、気持ちイイ。

どういう訳かハエやブヨの気配がまるで感じられないので、メッシュインナーはやめて、寝心地が良くスペースを有効利用し易いコットを組み立てました。

暇潰し用に途中のコンビニでLightningを買って来た。

今日の晩ご飯は餃子ね。焼くだけで簡単。おかずにもツマミにもなる万能さがイイのだ。その他には久々登場の甘酒とミニトマト(トマト好き)、付け合わせ用のピーマンなど。あと家から切り餅を持って来た。

このサイトの空き具合。いい感じ。夏場はテントが立ち並ぶので落ち着かない。

コットに寝っ転がって本を読むうち、眠くなって小一時間の昼寝・・

鳥の声や、風の音や、遠くに川の流れる音などが聞こえ、草の香りや、テントの中での僅かな空気の流れを感じ、心の底からrelaxして眠りに導入されて行くのだ。

昼寝の後、キャンプ場の道路を挟んで向かいにある「沙流川温泉ひだか高原温泉」でひとっ風呂。スグそばにあるのにクルマで来ている理由は、キャンプ場が広すぎるから・・。歩いたら10分位掛かりそうで・・。

向こうの丘は日高国際スキー場です。

ご飯を炊いて、餃子やピーマンを焼いて、プレモルを飲みながら夕御飯。

尚、テーブル上のいろはすは「トマト味」です。

ほろ酔いになったら焚き火。寒いせいか吸血昆虫が皆無で嬉しい。

午後10時には寝たのかな? 夜中にトイレに起きて1枚パチリ。

キャンプ場内は照明が多くて撮影がし難い。

早朝は寒くて5℃位まで気温が下がった。

午前9時にキャンプ場を出発。ここから48キロ先のハチマルミーティングの会場までひとっ走り。清々しい天気で良い日になりそうだ。

途中、ハチロク2台と一緒に走る。昔はこんな光景は何でもないものだったが、今では非常にレアなものになってしまった。気持ちが若返った感じになったなぁ。

キャンプ場からの距離50キロ弱の超ノンビリオープンドライブで、やってきました「第4回北海道ハチマルカーミーティング会場」へ。

場所はメロン熊の故郷、北海道物産センター夕張(ゆうばり)です。

周囲には建物が殆んど無い超田舎です。

私が到着したのが10時20分位。8時から開場しているので、既に結構な人影が。

目の前のは「カペラ ロータリークーペ」ですな。シブいですねぇ。カペラの前は「TE27スプリンタートレノ」。

 

私は生まれた時からクルマが好きで、幼稚園の頃には街行くクルマの車名が殆んど言えた程でした。今でもクルマの雑誌を買っていたりしますが、高校生から20代の頃はノスヒロからカーグラ、カーボーイ、Optionに af やヤングオートまで幅広~く雑誌を購入しておりました。

クラシックカー雑誌のノスヒロは10年以上購読していましたので、60年代~70年代のクルマの基礎的(エピソードとか)な事は大体分かります。

まあ、今回は80年代のクルマが主役ですけれどもね。80年代は私が小学生~高校生の多感な時代、最も思い出深いクルマ達の集まりなんで、非常に楽しみにして来たんですねぇ。

VRリミテッド コンビネーションA(余りクルマオタクな話は避けている当HPですが、今日はクドくてもいいでしょう^^;) に乗っている玄人キャンパー、attchさんがほぼ同じタイミングで入場したので、奇跡的に私のGリミテッドと並ぶ事が出来ました。

VRリミテッド com.Aは色(アールヴァンレッドマイカ)がいいですねぇ。ピカピカに磨かれております。

ちなみに私のGリミテッドの色はサテライトブルーマイカと言って、紺色っぽい色です。聞いてない!?

3本グリルの赤黒スカイラインRSターボはFフェンダーに「4」の字が。西部警察という石原軍団&軍団カーが大暴れする刑事モノドラマで2枚ドアのRSが出演していたのですが、RS-1からRS-3まであって、多分この4枚ドアのRSは架空のRS-4って事なのでしょう。ADthreeのエアロが貴重ですね~。

私は2台R30に乗ったので(GTターボと鉄仮面のRS-XターボC)、R30への思い入れはヒトシオなのです。このRS、大事に乗られていて感動しましたね~。

 

右側のゴルフIは去年、自転車をルーフに積んでいた方ですね。ナンバーが紐でブラブラしていたり、相変わらずのフニャフニャのゴムモールの緩さっぷりに今年も微笑んでしまいました。いつまでも大切に乗って下さい^^

左はスープラやソアラやXX(ダブルエックス)の方々、一番左の前期型スープラの3.0GTリミテッド、超ピカピカで驚きました。そもそも当時からそれ程台数が出ていなかった筈なので(高額過ぎて2リッターツインターボに乗っている人が多かった)

貴重だと思います。

右のR31軍団、左から2番目はオーテックバージョンですね。これも相当貴重。

赤いR31はR31ハウスのステッカーが貼ってありました。

実は私、月に一度はR31ハウスさんのHPを見に行きます。面白いんです兎に角。

R31ハウスさんのHP・・・一見の価値あり!

うーむ、このソアラは・・・シャコタンブギからそのまんま出てきたような。カラーリングはツートンではないけれど、懐かしいなあ。フェンダートリムが懐かしいなあ。リアガラスに貼られたトラストのステッカーが懐かしいなあ。

参考画像です^^

ハチロク軍団では何やらサイン会の様な動きが。誰か有名な方がいらしていたのかよく見えませんでした。

右の430は去年も来られていましたね。ヒロのエアロを纏った、というか、ヒロの広告そのまんまですね。凄いです。

930型ポルシェ911ターボ。見て下さい、誰もが黙るこのRフェンダー&リアウィング。何年経っても何十年経っても、痺れますねぇ。

右側は・・世界一美しいクーペと言われたBMWの6かな~と思ったら、アルピナB9 3.5クーペだ・・。これは良いものを見させて貰いました。当時の新車価格、一千数百万はしたでしょうねぇ。エンジン音や排気ガスの薫り、やっぱりクルマは動いている時が一番美しい・・。

ミニ軍団。ミニはビートルと並び世界中で愛されまくったクルマ。

1959年から2000年までの長きに亘って生産されたんですね~。

ミニの歴史はとても複雑で、モーリスとかオ―スチンとかローバーとか・・名前だけ見ても難解な歴史が伺えます。

この辺を私なんかが語るとミニのファンに怒られそうなので、やめておきます^^;

オールドミニはいつか乗ってみたいですね~。

 

右のオート三輪はマツダT1500かな? 私はオート三輪時代に生きていないので実車が走っているのを見た事が数度しかありません。そう言えばこち亀のオート三輪レースの巻の記憶がありますねぇ。様々なメーカーから色んなタイプが出ていたんですよね。

オーナーのお父さんがほのぼのと語り合っている姿がいい感じでした。

左はケンメリにトレノにマークⅡにライフのステップバン。今のステップワゴンはステップバン由来の名前なんだと思います。

右は三菱ジープ デリバリワゴンですね。後ろで話を伺っていると、元整備士のお父さん達?が当時の整備について懐かしく語っていらっしゃいました。ほのぼの^^

左、シーマ。この色はシブいですねぇ。今見てもシーマはカッコイイです。

特にRフェンダーからトランクにかけてやリアガラスの丸みが優雅ですねぇ。

クルマ自体の性能は優雅というより暴力的でリアをグーンと沈めて加速して行く感じが憧れでした。

右、Z31。ロングノーズにシビレます。このZは2シーターですね。パナスポーツのアルミも決まっています。Zイズムは色褪せないなあ。

左、ハイエース。21世紀のクルマですが、やたらカッコ良かったので。エアロと言い、アルミホイールと言い、ガラスの色と言い、ボディの色と言い、素晴らしいセンスです。

右、いすゞファーゴ。いすゞってメーカーが乗用車が作っていた時代もあったんだよなあ。ファーゴだって その昔(って言うかちょっと前まで)街中で沢山走っていたよなあ。4WDの文字、今でも新しさを感じるよ・・

左、ルノー4(キャトル)、1961年~1992年まで生産されたフランスの大衆車。このモデルだけで835万台も作られたんだって。835万台ですよ・・凄い・・。

その奥はバック・トウ・ザ・フューチャーでお馴染みのデロリアン。

私はこのクルマを見掛けるとオーナーに話し掛ける人の様子を伺います。

「ボディってステンレスなんですよね?」大体このフレーズが出てきます。

まあ、私もオーナーにお断りしてステンレスボディを触らせて貰いましたが^^;

 

右、今年はNAロードスターが何台か来ていました。昨年は私以外ゼロでしたが・・左はVRリミテッドコンビネーションBです。attchさんのコンビネーションAと並んだら面白かったでしょうね。

私は上のルーチェが結構好きです。会場に入って来たルーチェは前置きインタークーラーがタダモノではない雰囲気でしたが、よく見るとルーフにはダブルでサンルーフがあるし、左右でアルミホイールが違うしで、そのセンスに思わず拍手を贈りたい気分になりました。最近左右でアルミを変える方が多いですね。

お昼を過ぎても来場者が絶えません。入場者のキャパシティも最早限界に近付いています。一体何百台集まっているんだぁ?

(結局ハチマルカー340台、それ以外カー180台の合計520台だったそうです!)

列の一番前のS13、アートフォース シルビア。これも昔は大量に走っていたんだけどね~。今では貴重になりました。

左はダイハツ ロッキー。懐かしいなあ。昔、相原勇がCMに出ていたなあ。

いや、これはロッキーじゃない。ラガーだ・・(気付いた私、エライ!^^)

トヨタへOEMされ、ブリザードという名前で出ていたなぁ。

右はコルベット。個人的にコルベットの中で一番好きなタイプです。このバカでかさで2シーターという贅の極み。ロードスターの対極です。

左、タクシー会社の払い下げのコロナ?昔はコロナタクシーが街中に溢れていたなあ。いつしか消えてしまったなぁ。

右、シティカブリオレ。シティもいつの間にか全く見掛けなくなってしまった。

シティのカブリオレでオープンドライブしたら解放感1000%だろうなあ。

ロードスターのオープンドライブもいいんだけど、車高が低過ぎて景色を見るのに欄干が邪魔な場合が多い・・

ピッカピカの32GT-R。ホイールがニスモなだけで、足回りはノーマルなのか、純正っぽい高さだった。いじりまくったGT-Rは珍しくないけど、こんな清々しいのもイイものです。私もその昔に乗っていたので、エンジン音をジックリ聴いて懐かしくなったなぁ。

でも実はRB26のエンジンそのものの音はモッサリした感じがなぜか好みではなかったんだよなぁ。普通の人は良い音って言うんだけどね・・。

(マフラーから出て来る音は好きだった)

RS(DR30)が会場から加速して出て行く所を見ていたんだけど、FJ20の音はイイ感じだったなぁ。というかギャレットT03純正タービンのキーンという音に懐かしくてシビれた・・。ホントいい音。

左、60系ランクル。ワイルドでいいよねぇ。実は1ヵ月位前にこのクルマの維持費がどんなものか調べていた私。1ナンバーなら意外と安い・・とか。

 

右、ジムニー。ガルウィング&艶消しブラックで存在感抜群。インテリアも異次元の凄まじさでした。素晴らしい!

左、ナローポルシェに81クレスタ。右はイーグルマスクの61マークⅡが地面に引っ掛かってしまうの図。

気合の入った61、71、81の皆様はこの部分の段差に苦しんでおられました。

この段差超えが本大会!?の見所の一つでもありまして、観客の皆さんは笑顔で応援していました^^。

私は1G系のエンジン音が大好きです。シルキーなシャリシャリーというのがいいんですよねー。今回も大量の1Gエンジンの音を楽しませて貰いました。懐かしかったですね。

ああ素晴らしきかなハイソカー(死語)。一度にこんなに見られて嬉しいですね。

段差に挑むGX71マークⅡ、切り返しを繰り返し、無事入場出来た時は皆さん拍手!

左、今は無きセドリック。画像のセドリックは2代目。今更ですが何故セドリックと言う名前が消えたのか。グロリアと共に良い名前だと思うんだけどなあ。

右、もう段々と収容台数の限界が近づいているの図。渋滞が始まっています。

一番手前は初代チェイサー。しかも2ドア。兄弟車のマークⅡとの違いはヘッドライト横のスモール?フォグランプの有無。しかし、このチェイサーは超ピッカピカで素晴らしい。相当のお金と時間を掛けてレストアしたんでしょうね^^

手前のソアラ、エンブレムはないけど、2.8GTエクストラですね。当時は高根の花で、憧れたものです。貴重な一台ですねぇ。

最近、セイコーマートのCMで「未体験ゾーンへ」ってコピーが使われているんだけど、CM作った人は絶対ソアラのキャッチコピーの事を知っている筈。

気合が入りまくりのZ32とホットロッド仕様の430。昔ホットロッドが流行ったよねー。北海道は本場だったような気がします。ヤングオートによく出ていたマドンナレーシングを思い出しました。懐かしくて感動。

北海道物産センター夕張店はメロン熊の故郷です。

カメラを向けたらポーズをとってくれました。

Z32のシルバー2台、ピカピカでかっこいい・・手前の最終型は貴重だなあ。

最終型のヘッドライトを見られるのは滅多にないのでジックリ拝見致しました。

知られた話ですがZ32のヘッドライトはディアブロに流用されています。(下)

えー、まだまだ沢山紹介したいクルマがあるのですが、この辺で最後に・・・

手前のクルマ、フォード シエラ サファイアRSコスワース4×4だと思います。

このクルマを肉眼で見たのは昨年のこのミーティングだけ。私は特にこういったセダンで羊の皮を被った系が大好きです。カッコいいなあ。維持するのは大変そうだけど、どうなんでしょうか?

左は最後のFRカリーナ。当時日本初のツインカムターボエンジンを積んだモデルでしたね。これも羊の皮を被った系で大好きでした。

その左のセリカも今では貴重ですね。ラリーで大活躍しましたよね。

2時間以上歩きっぱなしで足が棒になったところでattchさんと帰宅の途に。

attchさんは4歳のお嬢さんを乗せてのほのぼのドライブ。自分にもそんな時があったなあ。懐かしい・・・(T_T) 

木々の緑に勢いがあって最高だね~。私は6月が一番好きです^^

 

ではまた^^/