■体力の極限輪行

今回は昨年の「白金温泉輪行」を発展させた「白銀荘輪行」が目標だ。

白金温泉は美瑛にある温泉街だが、白銀荘は隣町の上富良野町にある温泉施設で、白金温泉から約8キロの所にある。私が今年3月にキャンプした所でもある。

前日は遠方出張をし、帰宅したのが午後10時過ぎ、寝たのが午前1時。しかし習慣通りに午前5時に目が覚める。

何も計画を立てていなかったのだが、何となく過ぎる休日も勿体無いし、天気も良さそうなので自転車で「白銀荘」を目指そうと考えた。

(結局いつものキャンプかい!とか言わない様に^^;)

 

上画像は出発前、午前9時45分に妻に撮影して貰った私の姿。恥ずかしいので画像小さ目。お馴染みDAHONのメトロに春先に買ったモンベル60リットルのリュックを積んでいる。

このリュックに、テント・シュラフ・マット・火器・着替え などをひとまとめに入れてある。出発前に量ったら約8キロの重さがあった。

 

本当は今年DAHONのホライズ(下画像)が欲しかったのだが、ロードスターの整備やその他諸々と予定外の出費があり、しかも考えている内に時間が経ってしまい、今シーズンもメトロで行く事にした。

             DAHON HORIZE
             DAHON HORIZE

DAHONの折畳み自転車ってフレームが尻下がりか水平が多いんだけど、これは前傾なので妙にカッコイイ。そして割とリーズナブルな価格。お金貯めて来シーズン買おう・・。

自宅から17キロ、1時間45分走った所で東神楽のホクレンショップ(スーパー)に立ち寄る。家から持って来た500mlのお茶は底を尽きつつあり、水分と昼食を購入。

今日は向かい風が酷くしかも暑く(旭川で30℃の最高気温)結構バテ気味。

ここまで平均時速10キロちょい・・・。しかしイイのだ。こんな日は淡々と頑張る作戦。

 

ホクレンショップの傍にあった「義経公園」の木陰でサッカー少年団の練習を眺めながら昼食をとる。しかし今日は暑いなあ。

昼食は「オニギリ1個」「カロリーメイト半分」「甘酒」それと「塩飴」を買って今後の発汗に備えた。

旭川空港前。かなーり長い坂を登って来た。苦労して登ったら爽快な下りがある。下りはあっと言う間に終わってしまうけど・・。

美瑛の街中にある「ふれあい運動広場」で休憩。暑い。たまらん。

水飲み場で頭から水をかぶり、公園内にあった東家で1時間弱休憩。

結構立派な施設なんだけど、誰も人が居なかった。

さあ、ここから地道な上り坂。白金温泉まで14キロ・・つまり白銀荘まで22キロ・・。暑さと風が予想以上に体力を奪う。果たして白銀荘まで辿り着けるのか。

コンビニや自販機を見掛ける度、飲み物を買う。思っていたより何倍も辛い。

途中「ベリーショップはすぶる」に立ち寄り、ハスカップフロート(480円)を頂く。しばしの休憩。今回は暑くて辛く、休憩の回数がとんでもなく多くなった。

つい10分ほど前にたっぷり飲み物を飲んだのに、軽々と食べてしまった。

徐々に勾配がきつくなって来る。白銀荘どころか白金温泉も怪しい雰囲気。

雰囲気っていうか、この時点で白銀荘は諦めた。。

横を駆け抜けて行くクルマやバイクが何と恨めしい事か。。

 白金温泉街が見えてきた・・
 白金温泉街が見えてきた・・

白金温泉街の手前3キロからは遂に自転車を漕げなくなり殆んど歩いた・・。歩道を歩いていないのは日陰を求めたから・・。自転車を押しながら若干意識が朦朧としてくる。いかん、熱中症の症状が・・。

白金温泉街の手前3キロで計画的に飲んでいたペットボトルの水分を我慢出来ず全部飲んでしまった為、気分は砂漠を歩いている状態。

 

兎に角、体に無理を掛けない様な早歩きで(これが意外と難しい)白金温泉街にある小売店を目指す!

飲み物を売っている小売店が目に見えてからは早歩きすら出来なくなっており、ようやく辿り着いた。アクエリアスの大きなボトルを買ってゴクゴク・・あ~、助かった。

この後10分ほど小売店の横の日陰で休憩を取り、そこから500m程の所にある白金野営場に向かう。

   自宅から52キロの白金温泉野営場に到着・・・

午後5時、フラフラと「国設白金野営場」に到着。最早この先8キロの「白銀荘」どころではない。

ここまで家から7時間以上掛かった。かなり体力を消耗しており、少し休んでからゆっくりテントを張った。

 

テントの立地は最高。テーブル付きの東屋の傍にテントを張れた。

これだけ立派なテーブルと椅子があると何かと重宝する。クルマでキャンプに出掛けるのに10コ持ち物を持って行けと言われたら、必ずテーブルを入れる。テーブルが無ければ不安定な所で煮炊きをし、食事をしなければならない。それはとても大変な事。今回は荷物の削減の為にやむを得ずテーブルを諦めて来たが、ラッキーだった。

テントを入り口側から。マットはマジックマウンテンのウルトラライト180、シュラフはモンベルの#2。予報では夜の最低気温が11℃だったから、多分これで丁度良い筈。

このテントの一番のお気に入りは寝たまま夜空を見上げる事が出来る事。

フライシートが内側に付いており、雨が降ればテント内から閉める事が出来る。

今日の夜の天気はどうだろう・・

今日一日でどれだけ汗をかいただろう。飲んだ水分は3リッター位。大人になってから一番水分を摂った日だろう。

体がベッタベタで、キャンプ場そばの保養センターに行く。

白金温泉で午後6時過ぎてやっている日帰り温泉はココだけ。キャンプ場で割引券を貰ったので通常300円のところ、200円で入浴出来る。安いなぁ。

 

ここでアクシデント。ただでさえ軽い熱中症で体調が思わしく無かったのに、地元のおじさん達と熱い風呂に入りながら歓談した結果、湯船で足がつり、その後ノボせて脱衣所に避難してダウン。まあ倒れた訳ではなく、ロビーのソファでグッタリしていただけだが・・。

 

一緒に入浴していたおじさん達、北見から来たライダーさん達、心配かけました。

午後7時50分、温泉のロビーで小一時間横になり、元気になったので再び小売店に寄り、ビールなどを買ってキャンプ場に戻る。

 

キャンプ場に戻る途中で中学生か高校生位の荷物満載のママチャリがフラフラと前を走っていた。

声を掛けると、私と同じ旭川から走って来たとの事。キャンプ場で仲間が待っているらしい。

彼も私と同じ地獄を見た様だ。。

ビールを買って元気良く戻る途中。体調は無事回復した。良かった・・

今日の晩御飯。ご飯を炊く。サトウのご飯は湯煎すると15分も掛かる。多少の手間と時間は掛かるが、コメから炊いた方が断然美味しい。

これにここ2年ほど前から静かなブームのタイカレーの缶詰を掛けて食べる。今迄何種類かタイカレーの缶詰を買って食べてみたが、ココナツの味がする甘いタイカレーは少々苦手。その内慣れるかなぁと思って時々食べているが一向に慣れない。

マルハ:タイレッドツナカレー

お馴染みサッポロクラシック(北海道限定ビール)にカップヌードル カレー味とタイカレーライス。お腹が減っているハズなんだが、ご飯は5口位しか食べられなかった。やはり体調が完全ではないのだろう。

午後10時就寝 zzzzzz

午前2時頃目が覚めて外に出てみた。綺麗な星空だった。パワーショットS120を取り出して数枚撮影してみた。

ホントはもっと撮影したかったが、撮影音がキャンプ場に響き渡るので諦めた。

(僅かなピピッという音でも静寂なキャンプ場では驚く程響き渡るのだ)

この日の夜は吸血昆虫も殆んどおらず快適だった。6月末ってこんなものか。

夕方まだ明るい頃はハエがやたらと飛んでいたし、スズメバチも時折飛んでいた。

再び寝る。気温は丁度良く、年に何度も無い大変気持ちの良い夜だった。

午前6時、朝食。きつねうどんのカップ麺、昨日の残りのタイカレー、それにトマトジュース。食後にコーヒー・・・。タイカレーは冷たい方が美味しい事を発見。

荷物をまとめて午前7時出発。午前7時半にキャンプ場前から旭川までのバスが出る。その便に乗る予定なのだが、折角苦労して登って来たので下りを楽しんでからバスに乗ろうって事にした。

下りはラクだ~。時速ホニャララkmで滑走。漕がないでイイって素晴らしい。

10キロ程下った所で満足し、後ろから来たバスに乗る。

バスに乗る。午前7時半キャンプ場前発のバスは、旭川駅に午前9時に到着する。

旭川駅。天気がいいなぁ・・・午前9時なのに早くも暑い。。。。

折り畳んでいた自転車を輪行袋から引っ張り出し、自宅に向かうも、暑くてすぐに嫌気が差し、優しい妻にクルマで迎えに来て貰う^^;

私の体力の極限に迫ったこの旅は無事終了したのであった・・・ではまた^^/