■苫前 出張ついでのキャンプ  2012年6月2日~3日

6月2日土曜日、午後から増毛・留萌・苫前に行く仕事があり、ふと閃いた。

ついでにキャンプと釣りだな・・

午前中溜まっていた仕事をどうにか終わらせて、12時ジャストにロードスターで出発。

道道94号線、信砂岳を見ながら恵岱別ダム横を走る。天気は抜群だ。

(ただスーツを着ていた&仕事中という気分の為クローズドで走っている)

増毛の海に到着。ご存じ舎熊にあるセイコーマート。

空も海も初夏らしいスカッとした青さ。

増毛のお取引先での仕事を終え、オロロンラインを北上する。

1時間以上雑談で話し込んでしまい、増毛出発が午後3時半に。

まずい。苫前の目的のキャンプ場は午後5時で受付終了だ。

まだ留萌に立ち寄る予定がある。

留萌での予定を終え、苫前の風車群が見えてくる。

とままえベアーがお出迎え。

何故苫前のキャラクターがヒグマなのかはコチラ

恐ろしい過去があるのです。

苫前道の駅(ふわっと とままえ)に到着。

この道の駅にキャンプ場が隣接している。

はいこれが目的地「とままえ 夕陽ケ岡オートキャンプ場」です。

時間がギリギリの午後4時55分だった。

スーツ着たまま受付。受付のおじさんはビックリしておりました。

 

そしてビックリはもう一つ。この広大なキャンプ場が私だけの貸し切りであるらしい。夏場はとても込むキャンプ場なのに、この時期はこんなものなのか・・。

高台にあって海岸がとても綺麗なのさ。風車もオツです。

左手眼下には苫前港が・・。そうです。今宵はここで釣りでもしましょうかっていう算段です。

スーツを着て歩く私。キャンプ場には余りに不釣り合いなのでモザイク処理。

18時過ぎ、苫前での仕事をしてきてから、着替えてテント設営。

ちなみにこのサイトの使用料は2,000円です。

どうですか。この夕陽。このキャンプ場名の所以です。

柵に肘をつき しばし感傷的に港を眺める。風も無く全く穏やかだ。

余りの忙しさに昼食もとっていなかった。

先ほど苫前の街をグルリとまわったが、1軒の一般的食堂が開店しているだけだったので、お隣のとままえ道の駅内のレストランで食事をする事にした。

一般的な海鮮丼を食べようかと思ったが、数日前に留萌の富丸で大盛りの海鮮丼を食べて食傷気味だったのと、ラーメンを食べたくなったので上のセットを頂いた。代金は880円、とてもお得だった。お味も美味しかったです。

 

食事を終えたところで、仕事とドライブの疲れがどっと出てきた。

ここで「ふわっと苫前」温泉に入浴するかどうか一考する。

この温泉は源泉掛け流しで今迄数度の入浴があるが、浴場が施設の規模に比べてちょっと狭く、それほど入浴欲を掻き立てる温泉では無かった為に迷う。

 

しかし、体もベタベタしているし、このまま寝るのもイマイチなのでお世話になる事にする。

しかしだ。夕暮れ時の露天風呂での景観はまさに絶品だった。

日本海に沈む夕日に普段長湯しない私がしばし時を忘れ佇んでしまった。

(お客さん多数で写真はなし)

画像真ん中奥にぼやっと光るのが「ふわっと苫前」
画像真ん中奥にぼやっと光るのが「ふわっと苫前」

体は疲れているがまだまだ。最後のひと仕事・・もとい、遊び、釣りだ。

すぐそこの苫前漁港でチャレンジ。

釣りのガイドブックを見るとこの港ではソイなんぞは釣れない的紹介がされていたが、そんなのやってみなくちゃわからない。

釣り人が全くいない漁港で一人キャスティング。

 

しかし、この港、水深が浅いのね。3メートルあるかどうかって感じだ。

水中を凝視するとウグイがヒラヒラ泳いでいるのは見える。

この際釣れればウグイでもいいのだが、サッパリ反応なし。

 

釣り人が居ない訳だ。1時間ちょい、キャスティングの感触を楽しみ終了。

という事でセイコーマートで買ってきたビールとパンとつまんで本日終了。

(全部はさすがに食べていません。万一に備え、多目に買ってきているだけです)

釣りのガイドブックさんよ・・正しい情報だったよ。

 

という事で午後10時就寝・・・zzzzzzz

午前3時半に目が覚める。テントの中の気温は16℃。

テントの外は13℃。

適度な涼しさで中々快適な睡眠だったが、夜中ずっと何かの小鳥がピーチクパーチク忙しく鳴いていた。

向こうに見える屋根は道の駅。このキャンプ場は道の駅より一段高い位置にある。

ここで施設の紹介。管理棟。

共同の炊事場。綺麗。ついでに顔を洗って歯を磨く。

トイレも綺麗です。身障者の方用のトイレもあります。

こちらは炊事場付きのサイト(4,000円)勿論無人。

午前4時、ラジオを聞きながら朝食。ラジオの内容がとても良かった。

80代の男性の話で、若い頃、筋ジストロフィーに罹ってからの人生の振り返りインタビューだったんだけど、あらゆる事に果敢に挑戦した人生にちょっと感動したのさ。

こんな早朝番組を聴く事は日常にはありえないし、そんな非日常がキャンプの楽しさでもある。

また今日からガンバローって気持ちになるのさ。。

午前5時半、誰もいないキャンプ場を出発。

この後、夜まで少年野球。最近日曜の夜が疲れのピークだな。

 

今度は魚がバカスカ釣れる所に行くぜ! ^^/